書き忘れてた

（起き抜けにシャワーを浴びて、濡れた髪のまま机に向かい日記帳を開く）

昨日はちょっと疲れてて、寮に戻ったらすぐ寝ちまった。なので今書く事にする。

また可愛い子でもいるかと思って公園に行ったら誰もいなくて、かわりに如月明ってやつが来た。
最初は軽そうな奴だと思ったけど、瑞羽の話に真面目に返答してたので、きっと根は真面目なんだろう。
瑞羽の話ってやつは・・・まぁ、ようするに俺が気になってしかたないってやつだろう（ニヤニヤ）
それを言われたからどうするって事もないが、まぁ、別にどうこうしろって言われたわけでもないし、いいだろう。
とりあえず瑞羽が落ち着いたみたいなので、帰ろうと思ったら、あいつまた寝ちまいやがった。
こないだもセンパイと喋ってて寝たらしいから、よっぽど何時も眠いんだろ。

あんな話した後なので、そのまま置いとくって訳にも行かなくて困ってたら、センパイと芹花と美紅が公園にやってきた。正直助かった。瑞羽も騒がしくて起きたみたいだし。
センパイにはデコピンを二発くらった。といっても二発目はかわしたがな。さすが俺。
芹花はすぐ行っちまったが、今度会ったらゆっくり親睦を深めよう（ニヤニヤ）
美紅は料理するっていってたな。家庭的な女ってのはいいもんだ。一緒にいて飽きない。
しかしあいつ彼氏いるみてぇだし、あんまりちょっかいだして彼氏に見つかってどうこうなったら、あいつが可哀想だもんな。

ま、そんなわけで俺は疲れてたって事だ。

（長い溜め息を吐くと、濡れた髪を肩からぶら下げたタオルでガシガシと拭き、日記帳を閉じる）